香取神宮参拝
こんにちは。
今回は、成功する人が通う神社第33位、千葉県香取市にある「香取神宮」です。本殿は、東関東自動車道佐原香取インターから車で約5分の場所にありますが、参拝前に、二つの大鳥居を訪問します。本殿参拝の際の駐車場は、参道商店街手前の第一駐車場(無料)を利用します。
香取神宮は、延喜式神名帳において、伊勢神宮や鹿島神宮と並び、神宮の名を冠した三社の内の一社。古代、朝廷の東国経営の要衝として、また、源頼朝や足利尊氏を始め、歴史に名を残した武将から厚い信仰を集めた神宮になります。
本には、
・コメント:戦の神が祀られた強さを授ける神社
・ご利益:心願成就、勝運、厄除け
・ご祭神:経津主大神(ふつぬしのおおかみ)
とあります。
早速、参拝に行きたいと思います。
ここは、利根川水郷ラインの近く、香取市津宮の香取神宮の表参道にあたる利根川沿いにあります。かつては水上鳥居でしたが、現在の鳥居は平成14年に竣工されました。 鹿島神宮の鳥居もそうですが、水上や水辺の近くにある鳥居は、とても神秘的です。
参道にある東の宮(忍男神社)。
香取神宮の摂社で、伊弉諾尊を祀っています。現在の社殿は、慶長12年(1607年)に徳川幕府によって造成されたもの。浜手守護の神といわれています。
董橋(草履抜橋、じょん抜き橋)
董橋は、香取神宮の表参道にありますが、例幣使が参向した際は、ここで身をすすいだと言われます。例幣使が毎年、派遣されていた神社は、伊勢神宮、香取神宮、鹿島神宮の三社だけといわれます。
香取神宮もう一つの一の大鳥居。
こちらは、佐原方面から県道55号を進み、香取神宮方面に向かう途中にあります。石でできた巨大な鳥居です。この鳥居をくぐると、車で5分ほどで香取神宮に到着します。
表参道商店街入り口。
どこか懐かしい観光地のような入り口です。左右に商店、奧に鳥居が見えます。
香取神宮の朱の大鳥居と社号標。
鹿島神宮同様、歴史上の人物が崇敬した神社の、どっしりとした感じを受けます。この朱の大鳥居の先に、左右を木々に囲まれた参道が続きます。
総門前の大鳥居と御由緒。
非常に綺麗な鳥居です。そして、御由緒によると、現在の社殿は元禄13年の造営とあります。
境内の案内図。
楼門や要石、奧宮があります。また、神様の使いである鹿園も本殿奧にあるようです。鹿島神宮と施設構成がとても似ていますね。
国の重要文化財である楼門。
非常に美しい楼門です。向かって右像が武内宿禰、左像は藤原鎌足、額は東郷平八郎が書いたものとのこと。
拝殿・本殿
香取神宮の創建は伝初代神武天皇18年、旧社格は官弊大社、全国約400社ある香取神社の総本社です。ご祭神の経津主大神は、天孫降臨の際、八百万の神々から推薦を受け、先鋒として武甕槌大命とともに出雲国に降り、国譲りを実現した神様。経津主大神は軍神として、朝廷や武家から崇敬されてきました。とても非常に強力なパワーをいただけそうです。
軍神が祀られている神社のため、軍事に関わる人からも信仰を集めてきたことでしょう。
拝殿横にある三本杉。
源頼義が祈願したところ、一株の杉が三枝に分かれたというエピソードがあります。一本は写真の通り枯れてしまったものの、巨大な杉であったことがうかがえます。
本殿裏側。
権現造りの本殿・拝殿は、裏から見てもとても綺麗な造りです。檜皮葺と千木、そして黒漆が調和し、いっそう美しく見えます。
ご神木。
拝殿前に立っているご神木は、樹齢1000年を越え、高さは7.4メートル。かつての名将たちもご神木を見て祈願したのでしょうか。
本殿を出て、旧参道を左に進むと、あの要石にたどり着きます。
鹿島神宮の要石とともに、地震を起こす大なまずの頭と尾を押さえているといわれる霊石。香取神宮の要石は凸型と言われますが、たしかにへこみはありません。これで、大地震から地域一帯が守られているのですね。
そして、奧宮。
旧参道をさらに奧に行くこと数分、剣聖飯篠長威斎墓を越えてすぐの場所です。ここは経津主大神の荒魂をお祀りしています。とても静かな場所にあり、神聖な感覚に包まれます。成功のための大きな力をいただけそうですね。
最後に御朱印。
本殿右側にある授与所で御朱印をいただき、参拝は終了。御朱印代は300円でした。
これで、140社中7社の参拝が終了しました。今回もまた、軍神経津主命の参拝をはじめ、本殿、奧宮のパワーにより、人生大成功する気がしてきました。
次回は、「成功する人が通う神社ベストランキング」第29位、神奈川県箱根町にある「箱根神社」に向かいます。