住吉大社参拝①
こんにちは。
今回は、成功する人が通う神社第12位、大阪府大阪市住吉区にある「住吉大社」です。前回の今宮戎神社のある恵美須町から住吉鳥居前まで阪堺電車に乗ること約25分、約3万坪の広大な敷地に鎮座しています。
住吉大社は、国宝である4つの本殿が住吉造と呼ばれる建築方法で建造された全国約2,000社ある住吉神社の総本社であり、大阪では住吉さんとして親しまれています。古代、海のそばであったこの地において、住吉三神は海上安全の神様として遣唐使の派遣の際には朝廷から奉幣を受け、その後も源頼朝や豊臣政権、徳川幕府など時の政権からも崇敬されてきました。
本には、
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とあります。
早速、参拝に行きたいと思います。
まず、鳥居と社号標。
街中にある神社で、とても賑わっていますね。今日は晴天で多くの参拝客であふれています。
御祭神。
第一本宮 底筒男命
第二本宮 中筒男命
第三本宮 表筒男命
第四本宮 息長足姫命(神功皇后)とあります。金枠で囲まれた立派な表示です。
手水舎。
ウサギから水が出ています。住吉大社とウサギは、創建が神功皇后摂政十一年辛卯年の卯月のご縁で、とありますね。
誕生石。
初代島津の島津忠久誕生のエピソードがある誕生石は、島津氏発祥の地として信仰されています。
船型の万葉歌碑。
住吉に斎く祝が神事と行くとも来るとも船は早けむ、他とあります。下方には、昔の地図があり、このあたりが海に面していたことがわかります。
北側の大鳥居。
後ろには巨大な灯籠が並び、海を照らして守っていたであろう住吉大社の性格を表しているとともに、独特の雰囲気を醸し出しています。
住吉大社二の鳥居。奥には第三本宮が見えますね。
反橋を渡ってすぐそばにある石造りの鳥居は、力強さを感じます。
珍しい翡翠製のウサギ。
ここにもお賽銭箱がしっかりと用意されています。
各社。
第三・四本宮。
特徴的な千木と鰹木に、檜皮葺屋根が重厚な感じを与えます。第二、第三、第四の幣殿は江戸時代の建立といわれています。
第四本宮幣殿。
第三本宮。
第二本宮。
第二本宮後方からの本殿。千木が美しく交差し、朱色が青空に映えます。
そして第一本宮。
住吉大社の創建は(伝)推古天皇8年、旧社格は官幣大社。摂津国一宮として昔から多くの人が参拝してきました。御祭神は三神の住吉大神ですが、のちに新羅出兵で神のご加護により躍進した神功皇后が祀られました。古代海上交通の要衝の地にあり、海運の守護神として多くの人々を見守ってきた歴史ある神社は、大阪市指定史跡に指定され、4つの本殿は国宝になっています。
また本には、和歌の神様として人々の信仰を集めてきた関係上、お祈りする際は正しい言葉遣いには気をつけて、とありますね。
さて、住吉大社では、初辰参りと呼ばれる毎月最初の辰の日に、種貸社、楠珺社、浅沢社、大歳社を参拝すると願い事が叶うという伝えがあります。本来は種貸社、楠珺社、大歳社でご祈祷を受けたのち、各社で稲種引換券をもらい、翌月の初辰日に種貸社に参拝して籾種に交換するという流れのようですが、今回は4社をお参りとしたいと思います。
という事で、次回は、住吉大社の末社である、種貸社、楠珺社、浅沢社、大歳社に参拝します。