人生を切り開く成功神社を巡る旅

「成功する人が通う神社ベストランキング」晋遊舎(2016/12/9)に載っている成功神社を訪問するブログです。

住吉大社参拝②

こんにちは。

前回の住吉大社に続き、初辰参りの4社を参拝します。

 

まずは一番参りの種貸社です。

御祭神は倉稲魂命です。

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鳥居からは巨大な百度石がそびえ立ち、さらに奥には一粒万倍の巨大な文字が見えてきます。これはすごいご利益がありそうです。

 

ついで、二番参りとなる楠珺社。

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御祭神は、宇迦魂命。

ここには、招福猫という招き猫がたくさん納められています。宇迦魂命に招き猫とはユニークな組み合わせです。子猫毎月1体を48体集めると中猫になり、中猫2体と子猫48体を集めると大猫に交換してもらえます。最後は右手招きと左手招きの2体の大猫を揃えるのになんと24年。

 

ここから浅沢社に向かいます。楠珺社の右手側を進み、五大力の石を横目に、日本三舞台である住吉大社の石舞台を抜けて、住吉大社南門の大鳥居を出ます。

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浅沢社が見えてきました。

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本当に住宅地の中という感じです。

 

浅沢社。

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御祭神は市杵島姫命。弁天様です。住吉大社参拝の際は、女性は必ずお参りするのが習わしとのこと。ここからすぐの場所に大歳社があります。

4社目の大歳社。

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御祭神は大歳神。

素戔嗚尊神大市比売との間に生まれたとされる神様です。祈祷を受けた方がもらえる「大歳石守」は集金のご利益があるということで、とても気になります。また、この大歳社の境内に「おいとしぼし社」が鎮座しています。

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 ここには、おもかる石がおいてあります。ニ礼二拍手一礼のあと、石を持ち上げて重さを記憶した後、石を戻して祈ります。再度持ち上げた時に、軽ければ願いが叶うという不思議な石です。 さて、結果はいかに・・・!?

これで4社すべてのお参りが終了となります。

 

最後に住吉大社に戻り御朱印

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本殿向かって左側祈祷殿の近くにある受付所で御朱印をいただき、参拝は終了。御朱印代は500円でした。

これで、140社中21社の参拝が終了しました。古代から遣唐使を始め、多くの日本人の航海を守護してきた偉大な住吉さんを参拝した事で、成功のための推進力をいただきました。

 

次回は、「成功する人が通う神社ベストランキング」第47位、宮崎県日南市にある「鵜戸神宮」に向かいます。

住吉大社参拝①

こんにちは。

今回は、成功する人が通う神社第12位、大阪府大阪市住吉区にある「住吉大社」です。前回の今宮戎神社のある恵美須町から住吉鳥居前まで阪堺電車に乗ること約25分、約3万坪の広大な敷地に鎮座しています。

住吉大社は、国宝である4つの本殿が住吉造と呼ばれる建築方法で建造された全国約2,000社ある住吉神社の総本社であり、大阪では住吉さんとして親しまれています。古代、海のそばであったこの地において、住吉三神海上安全の神様として遣唐使の派遣の際には朝廷から奉幣を受け、その後も源頼朝や豊臣政権、徳川幕府など時の政権からも崇敬されてきました。

 

本には、

・コメント:仕事を妨げる厄を払って効率アップ

・ご利益:開運出世 厄除 芸能上達 

・ご祭神:底筒男命 中筒男命 表筒男命

とあります。

早速、参拝に行きたいと思います。

 

まず、鳥居と社号標。

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街中にある神社で、とても賑わっていますね。今日は晴天で多くの参拝客であふれています。

 

御祭神。

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第一本宮 底筒男命

第二本宮 中筒男命

第三本宮 表筒男命

第四本宮 息長足姫命神功皇后)とあります。金枠で囲まれた立派な表示です。

 

手水舎。

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ウサギから水が出ています。住吉大社とウサギは、創建が神功皇后摂政十一年辛卯年の卯月のご縁で、とありますね。

 

誕生石。

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初代島津の島津忠久誕生のエピソードがある誕生石は、島津氏発祥の地として信仰されています。

 

船型の万葉歌碑。

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住吉に斎く祝が神事と行くとも来るとも船は早けむ、他とあります。下方には、昔の地図があり、このあたりが海に面していたことがわかります。

 

北側の大鳥居。

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後ろには巨大な灯籠が並び、海を照らして守っていたであろう住吉大社の性格を表しているとともに、独特の雰囲気を醸し出しています。

 

住吉大社二の鳥居。奥には第三本宮が見えますね。

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反橋を渡ってすぐそばにある石造りの鳥居は、力強さを感じます。

 

珍しい翡翠製のウサギ。

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ここにもお賽銭箱がしっかりと用意されています。

 

各社。

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第三・四本宮。 

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特徴的な千木と鰹木に、檜皮葺屋根が重厚な感じを与えます。第二、第三、第四の幣殿は江戸時代の建立といわれています。

 

第四本宮幣殿。

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第三本宮。

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第二本宮。

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第二本宮後方からの本殿。千木が美しく交差し、朱色が青空に映えます。

 

そして第一本宮。

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住吉大社の創建は(伝)推古天皇8年、旧社格官幣大社摂津国一宮として昔から多くの人が参拝してきました。御祭神は三神の住吉大神ですが、のちに新羅出兵で神のご加護により躍進した神功皇后が祀られました。古代海上交通の要衝の地にあり、海運の守護神として多くの人々を見守ってきた歴史ある神社は、大阪市指定史跡に指定され、4つの本殿は国宝になっています。

またには、和歌の神様として人々の信仰を集めてきた関係上、お祈りする際は正しい言葉遣いには気をつけて、とありますね。

 

さて、住吉大社では、初辰参りと呼ばれる毎月最初の辰の日に、種貸社、楠珺社、浅沢社、大歳社を参拝すると願い事が叶うという伝えがあります。本来は種貸社、楠珺社、大歳社でご祈祷を受けたのち、各社で稲種引換券をもらい、翌月の初辰日に種貸社に参拝して籾種に交換するという流れのようですが、今回は4社をお参りとしたいと思います。

 

という事で、次回は、住吉大社末社である、種貸社、楠珺社、浅沢社、大歳社に参拝します。

 

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今宮戎神社参拝

こんにちは。

今回は、成功する人が通う神社第79位、大阪府大阪市浪速区にある「今宮戎神社」です。南海高野線今宮戎駅からすぐ、また堀越神社から徒歩15分程度の場所に鎮座しています。

今宮戎神社は、商業の街、大阪の人気神社とあって、商売繁盛を司る七福神のえびす様をお祀りしている神社です。「えべっさん」の名で呼ばれ、十日戎の行事の際は、溢れんばかりの人で賑わう神社です。

本には、

・コメント:庶民に愛される商売繁盛の神

・ご利益:五穀豊穣 商売繁盛 

・ご祭神:天照皇大神 事代主命 素盞嗚命

とあります。

早速、参拝に行きたいと思います。

 

まず、鳥居と社号標。

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市街地にある神社ですが、周りはとても静かな雰囲気です。

 

鳥居をくぐって右側にある句。

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本殿向かって右側にある大黒社。

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御祭神は大国主命

 

稲荷社。

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商売繁盛の神社に産業の神である稲魂神。なんだかすごい組み合わせです。一説によると、ここはかなりのパワースポットのようです。

 

そして本殿。

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今宮戎神社の創建は、(伝)推古天皇8年、旧社格は郷社。聖徳太子四天王寺を建立した際にお祭りされました。その後豊臣政権下で片桐且元により社殿造営事業が行われ、江戸時代には商業の街を見守る神様として発展してきました。十日戎の祭事では、吉兆と呼ばれる小宝が授与され、参拝者は笹に吉兆をつけて持ち帰っていたといいます。現在でも十日戎が行われる1月9日、10日、11日は100万人もの参拝客が訪れるという賑わいを見せています。

 

本殿後方。

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青空と木々に映え、とても美しい千木です。

 

最後に御朱印

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本殿向かって左側にある受付所で御朱印をいただき、参拝は終了。御朱印代は300円でした。

これで、140社中20社の参拝が終了しました。商業の街大阪府民から絶大な人気を誇るえべっさんを参拝でき、非常に大きな力をいただきました。

 

次回は、「成功する人が通う神社ベストランキング」第12位、大阪府大阪市住吉区にある「住吉大社」に向かいます。

 

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堀越神社参拝

こんにちは。

今回は、成功する人が通う神社第78位、大阪府大阪市天王寺区にある「堀越神社」です。JR天王寺駅から徒歩10分の街中に鎮座しています。

堀越神社は、茶臼山古墳の側にあり、小規模ながら緑あふれる境内を持ち、堀越さんの愛称で親しまれています。かつて天満の港にあった第一王子之宮が大正4年に合祀され、熊野詣での最初の王子としても有名です。

 

本には、

・コメント:一生に一度の神頼みをするならココへ!

・ご利益:開運招福 商売繁盛

・ご祭神:崇峻天皇

とあります。

早速、参拝に行きたいと思います。

 

まず、鳥居と社号標。

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街中の風景に溶け込んでいる神社です。

 

手水舎。

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都会の街中に、とても落ち着いた雰囲気を持つ趣のある手水舎です。

 

御神木の前に鎮座する太上神仙鎮宅七十二霊符尊神。

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ちんたくさんといい、春の節分で星霊の種をまき、七夕に大真西王母須勢理姫命をお招きして繁昌祭を行います。ちんたくさんの星祭は玄武神の上に北斗七星を配してお祀りということで、なんとなく神社全体が水の優しい雰囲気に包まれているような感じです。

 

御神木。

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樹齢550年とも言われる御神木。近くの木が御神木によく間違われるのでしょうか。注意書きがあります。

 

熊野第一王子之宮。

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窪津王子といわれる第一王子は、かつて四天王寺の西門鳥居近くにある熊野神社に鎮座していたとのこと。ここから熊野まで歩いて行ったとは、古代の人々の信仰心には恐れ入ります。

 

境内の様子。

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黒龍社と白龍社。

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かえる石。

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この静かな木々の中にカエルというのは、とても自然な感じがします。

 

そして本殿。

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堀越神社の創建、旧社格ともに不詳。御祭神の崇峻天皇日本書紀によれば、蘇我馬子の命を受けた東漢駒に暗殺されてしまったといわれていますが、実際に蘇我馬子の指示であったかどうかは不明で、事件の背景に様々な説取り沙汰されています。そのようなエピソードを持つ崇峻天皇をお祭りする堀越神社ですが、境内が手入れされた木々にあふれ、まるで夏の夕暮れの縁側を思い出させるような、心落ち着く神社です。

 

最後に御朱印

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手水舎手前にある受付所で御朱印をいただき、参拝は終了。御朱印代は300円でした。なお、堀越神社のパンフレットは一冊100円で購入できます。

これで、140社中19社の参拝が終了しました。一生に一度の願い事を聞いてくださる堀越神社に参拝でき、成功にまた一歩、近づきました。

 

次回は、「成功する人が通う神社ベストランキング」第79位、大阪府大阪市浪速区にある「今宮戎神社」に向かいます。

 

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氷川神社参拝

こんにちは。

今回は、成功する人が通う神社第47位、埼玉県さいたま市にある「氷川神社」です。JRさいたま新都心駅から歩くこと約10分先にある、約2kmの参道を歩いた先に鎮座しています。

氷川神社が鎮座する大宮の起源は「大いなる宮居」にあり、氷川神社という名称は、素盞嗚尊が斐伊川、簸川から名付けた、あるいは水を表すヒとカワをつけて氷川神社と呼ばれたという説があります。また明治天皇の最初の行幸地でもあり、全国270社ある氷川神社の総本社です。

本には、

・コメント:荒ぶる魂で道を切り開く

・ご利益:縁結び 仕事運 結婚運

・ご祭神:須佐之男命 稲田姫命 大己貴命

とあります。

早速、参拝に行きたいと思います。

 

まず、一の鳥居と社号標。

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ここから2km歩いての参拝となります。

 

二の鳥居と社号標。

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官幣大社氷川神社とあります。また、試合か何かでしょうか、たくさんの学生を見かけます。

 

案内図。非常に広大な敷地に鎮座していることが分かります。f:id:jinjya100:20190812111105j:plain

 

参道。

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両サイドの木々が気持ちいいです。帰りに茶屋で休んで帰ろうと思います。

 

三の鳥居の鳥居と、くぐった先にある楼門。

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境内手前には、御神水の舎。

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かつてはこのあたりは湿地帯であったということですが、現在は公園として整備されています。

 

中央にある舞殿。

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境内にそびえる複数の御神木。

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立派な夫婦楠です。色々な方々が、境内の木に手をあえてていました。

 

境内の西側にある蛇の池。

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須佐之男命を祀る神社とあって、蛇にまつわるエピソードですね。道中は整備され、美しい光景です。蛇の池の奥は立ち入り禁止となっています。

 

そして本殿。

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氷川神社の創建は(伝)孝昭天皇3年、旧社格官幣大社武蔵国一宮。元々は広大な見沼という沼の側にあり、古代は太平洋側から内海が続いており、このあたりは半島であったといいます。また、江戸時代にはホタルを幕府に献上していたこともあるほど水が綺麗な土地であったとされている氷川神社ですが、御祭神の須佐之男命は、出雲の神様。なぜ、関東に出雲神様が?という疑問が出てきますが、かつてヤマト政権時代、出雲系の人々が関東に派遣され、その場所で出雲系の神様が祀られていたといわれます。

 

氷川神社摂社。

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家屋、門戸の守護神である門客人神社(御祭神は足摩乳命、手摩乳命)、少彦名命を祀る天津神社、宗像三女神の宗像神社、御嶽神社、六社、稲荷神社、松尾神社天満神社、蛇の池。摂社には印が置いてあり、境内にある専用紙をいただいて押すことができます。

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最後に御朱印

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本殿右側にある受付所で御朱印をいただき、参拝は終了。御朱印代は500円でした。また、この時は七五三ということで御朱印の際、キャンディの詰め合わせをいただきました。

これで、140社中18社の参拝が終了しました。関東屈指の社である大いなる宮を参拝でき、成功の力をいただきました。

 

次回は、「成功する人が通う神社ベストランキング」第78位、大阪府大阪市天王寺区にある「堀越神社」に向かいます。

 

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皇大神宮参拝

こんにちは。

今回は、成功する人が通う神社第15位、三重県伊勢市にある「皇大神宮伊勢神宮内宮)」です。猿田彦神社から車で数分、五十鈴川近くに鎮座しています。駐車場は衛士見張所近くのA2有料駐車場を利用します。

皇大神宮は日本国民総氏神とされ、5,500ヘクタールもの広大な社地に鎮座しています。

本には、

・コメント:純粋に願うことで行動力を高めてくれる

・ご利益:万事創成 所願成就

・ご祭神:天照大御神 豊受大御神

とあります。

早速、参拝に行きたいと思います。

 

まず、御祭神の案内。

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二十年に一度の式年遷宮は千三百年あまりの歴史があると記述されています。長い歴史の中で、室町時代の後期には社領での争乱や朝廷勢力の衰え等により遷宮ができなかった時期がありましたが、織田信長による支援などを受け、その後江戸時代を経て現在まで続いています。二十年に一度、社殿を建て替えるというのもユニークな伝統です。

 

宇治橋後方から見た鳥居。

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宇治橋式年遷宮の4年前に架け替えられます。現在の宇治橋には橋の西詰北側から数えて二番目の擬宝珠に触れるとまた参拝に訪れることができる、という噂もあります。またかつて江戸時代にお蔭参りが流行った際は、網受けと呼ばれる投げ銭拾いや、五十鈴川において代理で禊をするビジネスが流行るなど、この橋には色々な逸話が詰まっています。

 

神苑

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ここでは春秋神楽祭も行われるとのこと。手入れされた素晴らしい庭園です。

 

御手洗場。

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とても神秘的な雰囲気を持つ川ですが、瀧原宮と同様、この五十鈴川で身を清めることが可能です。石畳は徳川第三代将軍家光の側室で、五代綱吉の母である桂昌院が寄贈したといわれています。

 

瀧祭宮。

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五十鈴川側にあります。社殿を持たない神社ですが、地域の方々からは「おとりつぎさん」と呼ばれ、正宮参拝前に瀧祭神に参拝すると天照大御神に取り次いでくれるとされています。

 

手水舎近くにある鳥居。

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楽殿

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本日は、ここ神楽殿にてご祈祷を受けます。スーツで参拝していますので、準備万端です。 

 

五条殿。

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そして皇大神宮正宮。

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ここは撮影禁止のため、石段下からになります。多くの参拝者で賑わっています。

皇大神宮の創建は垂仁天皇26年で、およそ2,000年前。全ての神社の頂点に位置するということで、社格はありません。御祭神の天照大御神は、天照坐皇大御神(あまてらしますすすめおおかみ)ともいわれ、全ての生物にとって欠かすことのできない太陽の神様として日本をお守りされてきました。そして御神体三種の神器の一つである八咫鏡。この三種の神器は、平家と源義経のエピソードや南北朝時代など、過去、歴史を動かす要因ともなってきた、天皇の正当性を主張する神器です。

 

続いて御稲御倉。

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ここには神宮の神田で収穫した稲を奉納し、三節祭でお供えされます。

 

外幣殿。

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こちらの建物には、古神宝が納められているとのこと。

 

そして天照大御神の荒御魂をお祭りする荒祭宮

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神社では荒御魂が祀られている場合がありますが、これは神様が持つ荒々しくエネルギーに満ち溢れた神霊のことです。反対に穏やかな神霊は和御魂とされます。

 

四至神(みやのめぐりのかみ)。

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社殿はありませんが、皇大神宮の守り神のようです。HPには神様をお祭りする場所なので、「二拝、二拍手、一拝」の作法でお参りください、とあります。

 

風日祈宮橋。

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風日祈宮(かざひのみのみや)。

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五十鈴川を渡ったところにある風日祈宮の御祭神は、級長津彦命級長戸辺命風日祈宮が別宮になったのは正応6年、別宮順位は9位と、比較的新しい別宮です。元寇で日本が危機にさらされた時、その神威で神風を起こして日本を守ったという話から別宮に昇格しました。

 

最後に御朱印

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楽殿御朱印をいただき、参拝は終了。御朱印代は300円でした。

 

これで、140社中17社の参拝が終了しました。今回は天照大御神をお祀りする皇大神宮に参拝することができ、また、豊受大神宮と別宮をお参りできたことで、人生大成功する気がしてきました。

 

次回は、「成功する人が通う神社ベストランキング」第47位、埼玉さいたま市にある「氷川神社」に向かいます。

 

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豊受大神宮・猿田彦神社参拝

こんにちは。

今回は、三重県伊勢市豊川町にある、豊受大神宮伊勢神宮外宮)と猿田彦神社です。最初に豊受大神宮から訪問します。駐車場は北御門口近くの参拝者向け無料駐車場を利用します。

豊受大神宮豊受大神をお祭りしていますが、五穀豊穣の和之産巣日神の娘とされ、天照大神の食物を調達する役目を持った神様です。日本には他にも宇迦之御魂神や保食神など、食べ物を表す神様が多くいらっしゃいますが、それぞれ共存して信仰されているのは、まさに八百万の神の国、といったところです。

 

早速、参拝に行きたいと思います。

 

まず、案内図。

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せんぐう館は現在休館との頃。ここの池は眺めが良かっただけに、次回に期待です。

 

続いて、北御門側にある鳥居。

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雨にも関わらず、たくさんの観光客で賑わっています。

 

楽殿

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五条殿と九条殿。

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今日は小雨ですが、この五条殿・九条殿ではお祭りが雨天の場合に、新鮮などを祓い清める場所とあります。

 

古殿地と遠方に見える正宮。

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やはり神明造の美しい社殿です。鰹木は9本もあるそうです。

 

正宮前の鳥居。

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この先から撮影禁止となります。

豊受大神宮の創建は第21代雄略天皇時代。元々は丹波国でお祭りされていましたが、天照大神からのお告げによりこの地に遷座されました。その後現代に至るまで、食料の神として、また衣食住を司る産業の神様として広く国民から崇敬を集めてきました。ちなみに、天女の伝説がある丹波国奈具社の話と結びついたという説もあります。天女たちが比治山山頂にある池で水浴びをしていたところ、老父婦が一人の天女の衣服を隠してしまいます。天女は老夫婦の言うがままに暮らしながら酒や機織の技術を伝えます。天女のおかげで老夫婦は裕福になりますが、なぜか天女を追放してしまいます。困った天女は各地を彷徨いながら後に奈具と呼ばれる地に安住し、その後村人たちから五穀豊穣を司る豊宇賀能売命(とようかのめのみこと)として祀られるようになった話です。なんだか、同じ五穀豊穣の神である宇迦之御魂神(お稲荷さん)と発音も似ていますね。

 

続いて三石。

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ここでは、川原大祓(神の衣装や関連品、奉仕する人の祓い清め)が行われます。

 

そして豊受大御神の荒御魂を祭る多賀宮

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ここは石段を上がった場所にありますが、荒御魂を祭る社ということで、正宮に次ぐ大きさです。

 

多賀宮の石段下に鎮座する土宮。

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土宮の御祭神は大土乃御祖神平安時代に別宮となりました。農業には土が欠かせませんので、こうして立派な社殿でお祭りされているのですね。

 

御井神社。

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こちらは名前からして井戸をお祀りしているようです。

 

続いて風宮。

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他の別宮と同じような雰囲気を持つ社です。ここには級長津彦命級長戸辺命が祀られています。井戸や風は農業に大きな影響を与えますので、大切に祀られているのでしょう。

 

最後に亀石。

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橋と一体化して見えにくいのですが、確かに亀の形をしていますね。

 

最後に御朱印

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参道途中にある神楽殿御朱印をいただき、参拝は終了。御朱印代は300円でした。

 

 

 

続いて、猿田彦神社に向かいます。

猿田彦神社豊受大神宮から車で約10分程度、皇大神宮伊勢神宮内宮)近くに鎮座しています。駐車場は裏手にある参拝者駐車場(30分以内であれば無料)を利用します。

猿田彦神社は、二見興玉神社で触れた通り、瓊瓊杵尊高天原から降臨する際に、先導役となった神様。

早速、参拝に行きたいと思います。

 

まず、駐車場裏手側から望む鳥居と社号標。

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この近くには本居宣長の歌碑が建っています。噂ではこの辺りがポケストップ(?)になっていようですが。

 

御祭神の案内。

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もちろん主神は猿田彦大神です。

 

続いて境内社である佐瑠女神社。

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この佐瑠女神は、天岩戸に隠れた天照大神を外に誘い出すために、招霊の木を持って踊ったとされる芸の神様であり、猿田彦と結婚したという逸話のある天鈿女命です。

 

古殿地跡にある石柱。

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十干十二支が記載されています。

風水では、

仕事運「亥→卯→未」

家庭運「申→子→辰」

人気運「寅→午→戌」

金運「巳→酉→丑」

の順に触れると良いようです。古殿跡にあるこの石はなおさらパワーがありそうです。

 

たから石。

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船の形をした大変縁起の良い石。本当に宝船のようです。

 

本殿。

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猿田彦神社の創建は不詳で旧社格無格社。御祭神の猿田彦大神は、天狗の様な外見だったと伝わっていますが、瓊瓊杵尊の先導役を務めた神様。古事記には上は高天原を、下は葦原中國を照らすとある通り、太陽と関係があったと考えられています。現在では、交通安全の神様として、また縁結びの神様として全国の人々から信仰されています。縁結びは、天鈿女命と結婚した話が影響しているのかもしれませんね。

 

最後に御朱印

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本殿向かって右側にある授与所で御朱印をいただき、参拝は終了。御朱印代は300円でした。

 

今回は、食物のみならず産業の神である豊受大御神と道開きの猿田彦大神をお参りすることができ、また一歩、成功に近づくことができました。

 

次回は、「成功する人が通う神社ベストランキング」第15位、三重県伊勢市宇治館町「皇大神宮伊勢神宮内宮)」に向かいます。