人生を切り開く成功神社を巡る旅

「成功する人が通う神社ベストランキング」晋遊舎(2016/12/9)に載っている成功神社を訪問するブログです。

二見興玉神社・月讀宮・倭姫宮・月夜見宮参拝

こんにちは。

今回は、三重県伊勢市二見町にある二見興玉神社を参拝したのち、伊勢神宮の別宮に向かいます。最初に訪問する二見興玉神社は、伊勢湾二見浦に鎮座しています。駐車場は、夫婦岩横丁近くの有料駐車場(500円)を利用します。

二見興玉神社伊勢神宮参拝の際の、禊の場所として有名ですが、夫婦岩でも全国に名をとどろかせています。この夫婦岩はかつては男岩は立石、女岩は根尻岩と呼ばれていました。その後大正7年の台風によって折れてしまったため、現在は以前の眺めとは異なっています。しかしながらこの夫婦岩の間から日の出を眺めるために、全国から観光客が押し寄せる名所となっています。

早速、参拝に行きたいと思います。

 

まず、鳥居と社号標。

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海沿いという気象条件をクリアするためなのか、立派な社号標です。

 

御祭神と御由緒。

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手水舎。

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珍しい光景ですが手水舎の中にカエルの置物が飾ってあります。二見興玉神社の御祭神である猿田彦大神がその由来ですが、猿田彦大神はかつて瓊瓊杵尊天孫降臨する際、先導役を務めた神様。そして神使がカエルであることから、かつて人々が旅の無事を願い、神宮参拝時に奉納したといわれています。

 

天の岩屋神社。

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天の岩戸は高千穂が有名ですが、二見興玉神社にも祀られています。

 

そして拝殿。

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二見興玉神社の創建は天平年間で旧社格は村社。御祭神は猿田彦大神でしたが、明治時代に宇迦御魂大神を合祀しました。

そしてここにもカエルが祀られていますが、それ以外はあまり派手な装飾などは見られず、シンプルなたたずまいです。

 

夫婦岩

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大注連縄がかけられています。鳥居越しにみる光景は、雨でのなかでも神秘的です。この注連縄は年3回も交換しているということです。海上ということも影響しているのでしょうか。また、男岩の上部には鳥居が設置されているのが見えます。

 

最後に御朱印

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拝殿向かって右側にある授与所でいただき、参拝は終了。御朱印代は300円でした。

 

 

 

次に向かうのは、皇大神宮別宮の月讀宮です。

月讀宮伊勢神宮外宮から4kmほど離れた場所にあります。駐車場は社号標近くの無料駐車場を利用します。

月讀宮の御祭神は月讀尊。伊奘諾命が黄泉の国から戻り阿波岐原で禊をした後に誕生した神様。姉は天照大神、弟は素戔嗚尊。姉が太陽を表すのに対して、月になぞらえてお讃えしたものといわれます。古代、月の満ち欠けを読むことは農業にとって重要であり信仰の対象になったと考えられます。

早速、参拝に行きたいと思います。

 

まず、鳥居と社号標。

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他の皇大神宮別宮と同様、白の社号標にシンプルな木の鳥居です。

 

手水舎にいたカエル。

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二見興玉神社参拝後とあって、とても縁起がいい光景です。

 

参拝順序。

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ここでは、月讀宮、月讀荒御魂宮、伊佐奈岐宮、伊佐奈彌宮の順に参拝します。

 

月讀宮

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月讀宮の創建は不詳ですが、すでに奈良時代には存在していたようです。ある時、月讀尊天照大神の使いとして、食料の神様である保食神を訪問した際、保食神が口から食べ物を吐き出してもてなしをしたところ、月読尊が激怒して斬り殺してしまったという逸話がある神様。そのことが原因で天照大神と疎遠になったという。その後、保食神から五穀が誕生しました。太古より人間は太陽と月の関係を様々なものに見立て信仰してきましたが、この話もその一種なのかもしれません。そして月讀尊は、夜之食国を治める農業の神様として信仰されてきました。

 

月讀荒御魂宮。

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伊佐奈岐宮と伊佐奈彌宮。

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ほぼ、同じような作りに見えます。

 

末社である葭原神社。

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ここには、佐佐津比古命、宇加之御魂御祖命、伊加利比売命が祀られています。

 

最後に御朱印

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宿衛屋でいただき、参拝は終了。御朱印代は300円でした。

 

 

 

次に向かうのは、倭姫宮

倭姫宮月讀宮から車で約5分、一際、目を引く神宮徴古館の対面にあります。駐車場は、社号標近くの無料駐車場を利用します。

道路沿いにある巨大な鳥居。

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道路標識には神宮関連の建物が表記されています。この辺り一帯が神域であることが想像できます。

 

鳥居と社号標。

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他の皇大神宮別宮と異なり、控えめな社号標です。

 

倭姫宮

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倭姫宮の創建は大正12年であり、新しいお宮です。御祭神の倭姫は垂仁天皇の皇女であり、伊勢神宮を始め滝原宮などの創建で活躍された神様。また、祭事や斎戒、祓などの作法、所管宮社の確定などを行ったことでも知られています。

 

境内にあったハート型の木の根っこ。

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女性の神様ならでは、ですね。

 

神宮徴古館

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伝統的な神明造を見てきたため、西洋風の建物がとても目新しく見えますが、この神宮徴古館には本殿で使われる千木や鰹木、祭事用具、出土品、美術品などが展示されています。

 

最後に御朱印

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他の皇大神宮別宮と同様、宿衛屋でいただき、参拝は終了。御朱印代は300円でした。

 

 

 

続いて月夜見宮に向かいます。

月夜見宮伊勢神宮外宮から徒歩5分程度の場所にあります。駐車場は社号標近くの無料駐車場を利用します。

月夜見宮豊受大神宮伊勢神宮外宮)の別宮とされています。かつて延喜式神名帳では、月夜見神社とされていましたが、承元4年(1210年)に別宮となりました。

早速、参拝に行きたいと思います。

 

鳥居と社号標。

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そして月夜見宮

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月夜見宮の創建は不詳。御祭神は月讀尊。神明造ですが、鰹木は5本です。

 

境内にある楠。

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とても立派な大楠です。

 

月夜見宮の左後方にある楠の木とお稲荷様の像。

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豊受大神は食料の神様。その別宮である月夜見宮に、同じく食料の神様である稲魂神を表すお稲荷様の像があるのは、なにか感覚的に理解できます。前には鳥居が設置されています。

 

豊受大神宮摂社の高河原神社。

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この日は雨だったのですが、虫の抜け殻が傘に落ちていました。

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最後に御朱印

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月夜見宮向かって右側にある宿衛屋で御朱印をいただき、参拝は終了。御朱印代は300円でした。

 

旅程上、別宮の参拝順序は異なりましたが、これで主な別宮は全て参拝できました。数々の神様を参拝し、伊勢神宮訪問に向けてエネルギーをいただきました。

 

次はいよいよ、三重県伊勢市豊川町にある、伊勢神宮外宮と猿田彦神社に向かいます。