花の窟神社参拝
こんにちは。
今回は、成功する人が通う神社、健康・気力がもらえる神社部門第10位、三重県熊野市にある「花の窟神社」です。海沿いを走る国道311号線近くに鎮座しています。駐車場は、道の駅熊野・花の窟に駐車します。
花の窟神社は、日本最古の神社と言われており、古代から現代に至るまで、多くの人々が参拝に訪れてきました。伊弉冉尊の御陵とされており、社殿はなく、巨大な岩の御神体を信仰の対象としてきた神社です。
本には、
・コメント:日本最古の社殿なき神社
・ご利益:気力充実 家内安全
・ご祭神:伊弉冉尊(いざなみのみこと) 軻遇突智尊(かぐつちのみこと)
とあります。
早速、参拝に行きたいと思います。
まず、鳥居と社号標。
社号標には、「日本最古」の文字が刻まれています。写真では鳥居の背後に木々が茂っていますが、左側を少し歩くと海というシチュエーションは不思議な感じです。
御祭神。 神代の昔より、花を供えて祭るので花乃窟と言う、と書いてあります。シンプルながら、あらためて人は昔から花を供えてきたのだと感じる内容です。
参道。
両脇には、花の窟の幟が並べられています。
参籠殿を抜けると、門の先に巨大な岩が見えてきます。
花の窟神社の創建・社格ともに不詳。社殿はなく岩が御神体の神社で、伊弉冉尊の墓とされます。この岩の高さは45mにも及び、例大祭には170mにも及ぶ巨大な注連縄がかけられます。案内によると、日本書紀神代の巻一書に「いざなみのみこと、火の神を生むときに灼かれて神退去りましぬ、故、紀伊国の熊野の有馬村に葬り祭る。土俗、この神の魂を祭るには、花の時には亦花を持って祭る、、花の窟の名を初めて世に紹介したのは、平安中期の有名な僧基法師である」と記されています。また御幣の背後に巨大な窪みがあり、本には「岩穴に願うとマイナスだった気持ちが和らぎ、生きる力が湧いてくる」とあります。海辺に巨大な岩という構造は、神倉神社とも似ていますが、熊野の自然信仰のあらわれなのでしょうか。
そして反対側にある王子ノ窟。
ここには火の神様である軻遇突智尊が祀られています。黒の御幣の背後にもまた大きな岩があります。軻遇突智尊は伊弉諾尊に剣で切り裂かれてしまいますが、そこから日本創建に功績を残した武甕槌命や経津主神につながる石折神などの神々の誕生につながりました。御陵は近くの産田神社であるという説もあります。
御朱印を参籠殿にある受付所にお願いし、お網茶屋で一休み。
古代米を使ったおにぎりや、この地域で名物のめはり寿司をいただけます。
最後に御朱印。
参道奥、参籠殿で御朱印をいただき参拝は終了。御朱印代は300円でした。
これで、140社中16社の参拝が終了しました。今回もまた、巨大な岩のパワーで人生大成功する気がしてきました。
この後はいよいよ伊勢神宮方面へ移動します。まずは、皇大神宮別宮である三重県度会郡大紀町の「瀧原宮」、三重県志摩市の「伊雑宮」を参拝します。