人生を切り開く成功神社を巡る旅

「成功する人が通う神社ベストランキング」晋遊舎(2016/12/9)に載っている成功神社を訪問するブログです。

熊野那智大社・飛龍神社参拝

こんにちは。


今回は、熊野三山の一社として名高い、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町にある「那智大社」と「飛龍神社」です。

熊野本宮大社から車で約1時間、那智勝浦のインターを出て、途中、名物である那智黒の看板が多数見える中、那智山を15分ほど登っていくと到着します。駐車場は那智の滝第二パーキングを利用します。料金は500円です。

今回はまず、飛龍神社から参拝します。飛龍神社は熊野那智大社の別宮で、有名な那智の滝をご神体とする神社です。那智の滝は、高さ・水量共に日本一で、滝壺の深さはなんと10mもあります。

早速、参拝に行きたいと思います。

 

まず那智山案内図。

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龍神社の先に那智大滝が記されています。また、那智の滝案内図には、マグマの壁を流れる日本一の滝とあります。落差133mの滝ができたのは、硬い岩壁のおかげだったのですね。

 

次に鳥居と社号標。大きな石に那智大瀧と刻まれ、非常に威厳を感じます。

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龍神社御案内。

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宇多上皇をはじめ百十余度の御幸をはじめ修験道の道場となったとあります。

 

石段を下っていくと下にある光ケ峰遥拝石があります。案内には、「光ケ峰は熊野の神様が降臨したと伝えられる御山で、那智山熊野信仰の原点となります。この石は光ケ峰に通じ、遥拝所として重要な場所となっている」と記載されています。石を撫でると原点お力をいただくことができるようなので、ご利益にあずかりたいと思います。

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龍神社鳥居と奥に見える那智の大滝

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本当に身震いがするほど見応えのある滝です。鳥居の奥に巨大な滝が見えるという状況はなかなか見ることができない、とても貴重な景観です。

 

ここから拝観料300円を払うと滝をさらに近くで見ることができ、途中に延命長寿のお瀧水では、初穂料100円で神盃で水をいただくことができます。

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龍神社拝所からの那智の大滝。圧巻です。

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降りる途中にある祈願所。絵馬や護摩木があり神仏習合の名残を感じます。f:id:jinjya100:20190420094856j:plain

 

最後に御朱印

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滝の轟音が鳴り響く中で、御朱印をいただき、参拝は終了。御朱印代は300円でした。

 

 

 

続いて熊野那智大社に向かいます。

熊野那智大社は標高330mに位置し、467段にも及ぶ石段の上に鎮座しています。西国三十三番札所巡礼の第一番である青岸渡寺とともに熊野信仰の中心地として栄えた神社。

早速、参拝に行きたいと思います。

 

まず、この石段。先入観からか、下から見上げるだけで、先が長そうな印象を受けます。

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商店を横目にひたすら登っていくと途中に清涼亭が見えます。さらに実方院跡があり、幸行の際、上皇法皇の宿になったもの。この山の上において、遠目からでも風情が感じられます。 f:id:jinjya100:20190420112713j:plain

 

その先には最初の鳥居。

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那智山熊野権現の幟が両脇に立ち、奥には熊野那智大社の建物が見えてきます。

 

御祭神。

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熊野夫須美大神、御子速玉大神、家都御子大神とあります。それぞれ熊野三山の神様ですね。

 

そして第二の鳥居。

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この石段を登りきると、いよいよ本殿です。しかし、ここに辿り着くまで長い階段でした。

 

本殿。

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なんと、この日は修復工事中で、外観は工事用の足場とカバーに覆われていました。熊野那智大社の創建は伝仁徳天皇5年、旧社格官幣中社。ご祭神は熊野夫須美大神であり、結とも表記され、農業や林業水産業の守護神として、また結の通り縁結びの神様として古くから信仰を集めてきました。

 

各参拝所。

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本殿は工事中ということでしたが順路に沿って本殿近くまで参拝することができました。鮮やかな朱色が青空に映えます。

 

本殿裏にある大楠では、胎内くぐりができます。

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青岸渡寺から見える三重塔と那智の滝は、格別です。

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そして、その奥には熊野古道屈指の難所である大雲取越の入り口があります。

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大雲取越を熊野那智大社側から進むと、アップダウンの激しい古道の終盤に胴切坂が待っています。下りながらもかなり体力を要する道を歩いていたわけですから、昔の人々の健脚を思い知らされます。

 

最後に御朱印

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石段を降りる前に、仮設の授与所で御朱印をいただき、参拝は終了。御朱印代は300円でした。

 

そしてやはりこちら。ここ熊野那智大社でも烏牛王神符をいただきました。

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那智の滝の水ですった墨で書かれた護符には、シンボルである烏が描かれており、これまた大きなご利益をいただけそうです。

 

降りる道中にある、青岸渡寺から見えていた三重塔。

f:id:jinjya100:20190420092301j:plainバランスが良く美しいたたずまいです。

 

那智の滝の遥拝所。

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鎌倉積みの石段がそのまま残っているこの場所では、例祭を行なっているようです。

 

降りてきたところにある古道を歩くときの心得。

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今回は滝に山にと、多くの自然に触れながら何段もの石段を上り下りしましたが、壮大な熊野山の中で、人生で成功するための大きな力をいただきました。

 

次回は、熊野三山のラスト、和歌山県新宮市にある「熊野速玉大社」と「神倉神社」に向かいます。

 

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