人生を切り開く成功神社を巡る旅

「成功する人が通う神社ベストランキング」晋遊舎(2016/12/9)に載っている成功神社を訪問するブログです。

熊野本宮大社参拝①大斎原・産田社

こんにちは。

今回は、成功する人が通う神社第25位、和歌山県田辺市にある「熊野本宮大社」です。前回の闘鶏神社から引き続き田辺市にある神社への参拝になります。紀伊田辺駅から車で約1時間20分、熊野川近くに鎮座する神社です。駐車場は神社近くの駐車場が満車だったため熊野川の河原にある無料駐車場を利用します。

熊野本宮大社は、速玉大社、那智大社とともに熊野三山として、また古来より日本一大霊験所として天皇家をはじめ多くの人々から崇敬されてきました。熊野詣は庶民にも広がり全盛期には「蟻の熊野詣」と言われるほど混雑したようです。熊野古道には中辺路や大雲取越など過酷な道がありますが、人々はそれでもご利益をいただくために蘇りの地を目指して歩いたことでしょう。その中で来世を救済すると言われる本宮は川沿いの大斎原にあったようですが、明治時代に森林伐採が要因とされる洪水の被害にあい、現在の場所に移ったようです。

には、 

・コメント:全国三千社ある熊野神社の総本社

・ご利益:厄除 除災招福 商売繁盛

・ご祭神:家都美御子大神(けつみこのおおかみ)

とあります。

早速、参拝に行きたいと思います。

 

熊野本宮大社のホームページには、参拝の順序として本宮大社→三田社→大斎原の順が示されていますが、「成功する人が通う神社ベストランキング (晋遊舎ムック)」(2016/12/9)の中で、三体の月が降臨し「ここに社殿を構えよ」と神託を使わせた伝説がある大斎原から参拝するとご利益UP!とありますので、そちらから参拝します。

 

川沿いの駐車場から堤防を上がると、遠方に大鳥居が見えてきます。f:id:jinjya100:20190106160320j:plain

 

飛行機からも見ることができると言われる大鳥居。f:id:jinjya100:20190106155434j:plain

非常に大きな鳥居に圧倒されます。この先に大斎原があるということで楽しみです。

 

道路側からの鳥居。f:id:jinjya100:20190106160131j:plain

こちらは岩田川側になります。江戸時代は橋がかかっていなかったと言いますが、全ての人は冷たい川で身を清めて参拝したようです。

 

大斎原の手水舎。f:id:jinjya100:20190106160504j:plain

とても個性的な形をしています。真ん中には「蘇」の字が刻み込まれています。ここでお清めしておくに進みます。

 

鳥居近くにある、謹書。f:id:jinjya100:20190106160739j:plain

「叶」とあります。口へんに「プラス」と書き何事にもプラス思考で、大きく口を開き、最低十回は夢や想いを言葉にすることで実現に繋げていただける事と確信します、とあります。また口へんに「マイナス」と書くと「吐」となり、後ろ向きの意味になるという指摘は納得です。

 

参道入り口にある世界遺産碑。f:id:jinjya100:20190106161233j:plain

 

大斎原への参道。f:id:jinjya100:20190106161428j:plain

まっすぐの一本道の左右を木々に囲まれ、とても心が洗われます。

 

説明図。f:id:jinjya100:20190106161605j:plain

熊野坐神社(旧社)水害前の絵図があります。本当に中洲にあったようです。水害前の写真もありますが、当時も立派な社殿ですね。人々は下流の船着場から新宮を目指しました。

 

創建二千五十年奉祝式年大祭についての説明。f:id:jinjya100:20190106162523j:plain

大斎原は撮影禁止となっていますので、文字だけになりますが、かつては、この一帯に社殿があり多くの参拝客で賑わったことでしょう。現在は、緑豊かな敷地となっています。

 

近くの音無川の川辺。f:id:jinjya100:20190106163133j:plain

穏やかそうに見えますが、なかなか早い流れです。ダムの放流があったのか、水が濁っています。

 

さて、ここから引き返して、大鳥居から歩くこと数分の場所にある産田社に向かいます。f:id:jinjya100:20190106163400j:plain

御祭神は伊邪那美命の荒魂とあります。

 

産田社の鳥居と社号標および社殿。f:id:jinjya100:20190106163953j:plain

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女性の守り神ということで菅、綺麗な鳥居です。

 

ここまでの参拝の所要時間は約30分程度になります。巨大な鳥居とともに、かつて旅人で賑わったであろう大斎原で成功のための大きな力をいただきました。

 

次回は、「熊野本宮大社」本殿に向かいます。

 

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闘鶏神社参拝

こんにちは。

今回は、成功する人が通う神社第79位、和歌山県田辺市にある「闘鶏神社」です。紀伊田辺駅から車で約3分の市街地に鎮座する神社です。駐車場は交差点近く一の鳥居のすぐ側にある有料駐車場を利用します。

闘鶏神社は平安時代熊野別当湛増が源氏と平氏どちらに味方するかについて、紅白の鶏を闘わせて決めたことに由来する神社。境内には熊野三山の別宮があり、かつては機内から熊野参りに出かける中で闘鶏神社にある別宮のみ参拝して帰る人もいたといいます。

には、 

・コメント:源平の命運を分けたドラマが眠る社

・ご利益:必勝祈願 金運向上

・ご祭神:伊邪那美命(いざなみのみこと)

とあります。

早速、参拝に行きたいと思います。

 

まず、大鳥居。f:id:jinjya100:20190106144855j:plain

信号と鳥居が重なっている風景というのは、なかなか貴重なシーンです。奥に二の鳥居が見えます。

 

境内前に広がっている馬場。f:id:jinjya100:20190106140820j:plain

ここでは、笠鉾鳥居前勤めや子供流鏑馬などが行われているようです。

 

闘鶏神社御由緒。f:id:jinjya100:20190106141057j:plain

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鳥居と社号標。f:id:jinjya100:20190106141227j:plain

石造りの立派な鳥居です。鳥居の左側には手水舎が見えます。闘鶏神社には藤厳神社、奥熊野とも呼ばれる玉置神社、弁天神社、戎神社の他、熊野別当湛増の子供とも言われる武蔵坊弁慶を祀った弁慶社があります。

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御神木の大楠。f:id:jinjya100:20190106144330j:plain

樹齢は伝2,000年。二度のの落雷により中央部が欠損していますが、とても存在感のある御神木です。

百度石、湛増と弁慶像。f:id:jinjya100:20190106145014j:plain

彼らはかつて、源平どちらに加勢するかで大いに悩んだことでしょう。歴史が動くきっかけになりました。

 

そして、本殿。f:id:jinjya100:20190106145328j:plain

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闘鶏神社の創建は伝允恭天皇5年(5世紀ごろ)で、旧社格は県社。熊野参拝の大辺路、中辺路が分岐する場所に鎮座し、権現さんとして多くの人々に親しまれてきました。中世では、源平合戦の行く末を左右する闘鶏が行われ、以降、勝負の神様としても信仰を集めています。

 

そして本殿向かって右側には、熊野三山の分社があり、有名な凪の木もそびえています。

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熊野への道は遠く険しかったため、ここでお参りを済ませて帰参する人もいたようです。

 

そして梛の木。f:id:jinjya100:20190106150909j:plain

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梛は凪に通じることや、なぎ払うという意から熊野の御神木として尊ばれてきました。古くから梛の葉をお守りに入れて災難除けや道中の安全を祈りました。

境内に種類の違う御神木が2つもあるとはとても大きなパワーを感じます。

 

最後に御朱印f:id:jinjya100:20190106151419j:plain

本殿反対側の社務所御朱印をいただき、参拝は終了。御朱印代は300円でした。御朱印をいただくために御朱印帳を宮司に見せたところ、珍しい集め方をしていますね、と声をかけられました。確かに、成功神社の順位に応じていただいていますので、変わった集め方なのかもしれません。

また、馬場や競馬の神が祀られているということで現代競馬の必勝祈願に参拝される方もいるようですが、関係ないとのことでした。

 

これで、140社中13社の参拝が終了しました。今回も、源平合戦の趨勢が分からない中で闘鶏によって道を切り開いた逸話を持つ闘鶏神社を参拝し、成功のための勝負運をいただきました。

 

次回は、「成功する人が通う神社ベストランキング」第25位、同じく和歌山県田辺市にある「熊野本宮大社」に向かいます。

 

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上杉神社・松崎神社参拝

こんにちは。

今回は、成功する人が通う神社第86位と100位、山形県米沢市にある「上杉神社」「松崎神社」です。東北自動車道米沢八幡原インターから車で約20分、松が崎公園の中に鎮座しています。駐車場は近くの参拝者無料駐車場を利用します。

上杉神社上杉謙信を、松崎神社は上杉鷹山を祀る神社です。戦国時代、上杉謙信を当主とする上杉家は越後の春日山に本拠地を置く戦国大名でしたが、養子である二代目景勝の時代に会津へ転封となったのち、関ヶ原の合戦後、米沢の地に移りました。

には、 

上杉神社

・コメント:武将・上杉謙信を祀った神社!

・ご利益:所願成就 商売繁盛

・ご祭神:上杉謙信(うえすぎけんしん)

松崎神社

・コメント:「為せば成る」を残した上杉鷹山

・ご利益:勝運 武運長久

・ご祭神:上杉鷹山など(うえすぎようざん)

とあります。早速、参拝に行きたいと思います。

 

まず、松ヶ崎公園の堀を埋める鮮やかな蓮たち。

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米沢城址の堀に咲く蓮の花は、所狭しと咲き誇っています。

 

公園の案内図。

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米沢城址というだけに、非常に広大なスペースです。まずはじめに上杉神社を参拝してその後松崎神社に向かいます。

堀を渡ってすぐ近くにある上杉謙信の像。

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毘沙門天を信仰し軍神と恐れられた謙信。かつての性は長尾でしたが、関東管領上杉氏より山内上杉家家督を譲られ上杉を名乗るようになりました。越後の龍とも呼ばれた謙信は武田信玄との川中島の合戦が有名ですが、春日山城下の商業、金山経営など内政面でも上杉家繁栄の基礎を築きました。

 

続いて景勝、直江兼続像。

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戦国末期から江戸時代初期にかけて、上杉家を動乱から守り抜いた2人。最終的には会津120万石から米沢30万石へ転封となりますが、家康に対する直江状など、武士の矜持を貫きつつ上杉家を保持しました。さまざまな見解があるものの動乱期を乗り越えた2人の叡智は見事なものです。

 

上杉鷹山像。

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日向高鍋藩から養子として米沢にやってきたのち、古参の家臣と対立しつつも莅戸善政や竹俣当綱らと藩政改革に務め、事実上の財政破綻から米沢藩を救った鷹山。生涯、その生き方を変えずに財政改革を行なったその信念と行動力にあやかりたいです。

 

上杉神社御由緒。

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鳥居と社号標。

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鳥居をくぐると、本殿向かって右手に授与所、左側に社務所があります。さっそく、本殿へ向かいます。

 

本殿。

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上杉神社の創建は明治4年1871年)で旧社格は別格官弊社。かつては上杉謙信と鷹山を合祀していましたが、現在の上杉神社は謙信をお祭りしている神社になります。さらにここから右奥にいくと上杉家が崇敬してきた春日神社の分社があります。

 

春日神社の社号標。

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かつては奈良の春日大社から分祀された神社ですが、長年、上杉家をお守りしてきただけあってシンプルな作りながらとてもパワーを感じます。上杉鷹山財政再建を願って春日社に誓詞奉納を行ったようです。 

 

続いて松崎神社。

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松崎神社の創建は明治35年(1902年)で旧社格は県社。上杉鷹山をはじめ、上杉景勝直江兼続など上杉家を支えてきた偉人たちが祀られています。

 

最後に御朱印

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本殿向かって左側の社務所御朱印をいただき、参拝は終了。御朱印代は上杉神社、松崎神社ともに300円でした。

 

これで、140社中12社の参拝が終了しました。戦国中期から末期にかけての動乱時代に確固たる地位を築いた上杉謙信や藩政改革で偉業を成し遂げた鷹山を参拝し、多くの気づきをいただきました。

 

次回は、「成功する人が通う神社ベストランキング」第79位、和歌山県田辺市にある「闘鶏神社」に向かいます。

松陰神社参拝

こんにちは。

今回は、成功する人が通う神社第96位、東京都世田谷区にある「松陰神社」です。東急世田谷線松陰神社駅で降車し商店街を歩くこと約3分の場所に鎮座しています。

その名のとおり、長州藩出身で松下村塾を開塾した吉田松陰を祀っている神社です。神社の近くには公園や世田谷区役所などがあり、比較的静かな場所に立地しています。

には、 

・コメント:思想家・松陰は学問と勝利の神

・ご利益:合格祈願 学力向上

・ご祭神:吉田松陰(よしだしょういん)

とあります。

早速、参拝に行きたいと思います。

 

まず、鳥居と社号標。

f:id:jinjya100:20190103220355j:plain木々に囲まれた漆黒の鳥居は、まるで日本の近代化に大きな影響を与えた吉田松陰のような威厳を感じます。

 

案内図。

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境内には社殿のほか、松下村塾の建物やお墓があるようです。さっそく、参拝します。

 

道中にある吉田松陰像。

f:id:jinjya100:20190103220416j:plain四書五経論語孟子などの古典のほか、山鹿流兵学などをマスターしていた吉田松蔭らしく手元に本を携えています。とてもよく磨かれていて光沢があり立派な像です。

 

f:id:jinjya100:20190103220640j:plain明治45年に乃木大将から寄進された、松陰神社にいたる道の入口に建てられていた道標。

 

社務所手前の道を左折したところにある、墓所への入り口。

f:id:jinjya100:20190103220450j:plain神道としては稀な墓所が隣接しており、鳥居が立てられています。松蔭はもともと、小塚原回向院に埋葬されていましたが、門下生の高杉晋作伊藤博文らによって世田谷の地に改葬されました。

 

御神木と松下村塾の入り口。松下村塾では、当時の様子を再現した建物や掛け軸などがあります。

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f:id:jinjya100:20190103220407j:plain万巻の書を読むに非ざるよりは、寧んぞ千秋の人たるを得ん。一己の労を軽んずるに非ざるよりは、寧んぞ兆民の安きを致すを得ん。
とあります。先生が手を加えて正していく教育ではなく、自分で気づかせ、個性を生かす教育とは、幕末の先が不透明な世の中でとても大きかったのではないでしょうか。まさにAI時代を迎える現代人にとっても学ぶべきところが多い話です。

 

御社殿。

f:id:jinjya100:20190103220444j:plain松蔭神社の創建は明治15年で、旧社格は府社。社殿は、昭和2年から3年にかけて造営されたようです。松蔭は30歳の若さでこの世を去りますが、門下生や影響を受けた人々によって立派な社殿が創建されて現代までいたっています。社殿には千木などはなく洗練されたたたずまいですが、社殿後方の御神木も相まってとても存在感があります。

 

最後に御朱印

f:id:jinjya100:20190103230647j:plain本殿向かって左側の社務所御朱印をいただき、参拝は終了。御朱印代は500円でした。

 

また、学問の神様ということで、御朱印をいただいた際に栞がついてきました。これはご利益がありそうです。

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これで、140社中10社の参拝が終了しました。今回は、混沌とする時代を切り開くべく優れた人材育成を行った吉田松陰を祀る松陰神社に参拝し、新たなきっかけをいただきました。

 

次回は、「成功する人が通う神社ベストランキング」第86位と100位、山形県米沢市にある「上杉神社」「松崎神社」に向かいます。

 

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報徳二宮神社参拝

こんにちは。

今回は、成功する人が通う神社第93位、神奈川県小田原市にある「報徳二宮神社」です。荻窪インターから向かう事約5分、小田原城の敷地内に鎮座しています。駐車場は、小田原城近くの有料駐車場を利用します。

報徳二宮神社は、かの二宮尊徳をご祭神とする神社で有名な薪を背負っている銅像も配置されています。厳しかった幼少期を小田原藩領内で過ごし、小田原藩の服部氏の再興や飢饉の救済などに力を尽くした尊徳を小田原場小峯曲輪内に祀り、人々から崇敬を集めている神社になります。

には、 

・コメント:誰もが知っている二宮尊徳の実力

・ご利益:商売繁盛 出世財福

・ご祭神:二宮尊徳(にのみやそんとく)とあります。

早速、参拝に行きたいと思います。

 

まず、小田原。白い外観が空に映えます。今回はお城めぐりではないので、先を急ぎます。

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小田原城南入口付近にある大鳥居。

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木造の鳥居ですが、前後に支えがあり、特徴的な鳥居です。小田原城主が植えたとされる樹齢300年の大杉を御用材として、小田原の職人が約3年の歳月をかけて完成させたとのこと。近くにその様子を映す写真が設置されています。

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一方、小田原城天守閣方面からも向かうことができますので、そちらも行ってみたい思います。

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こちらも木でできている鳥居です。社号標も木製ですね。農業に力を尽くした尊徳らしい緑に囲まれたつくりです。

 

続いて二の鳥居。

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階段の麓に手水舎があり、それを上ると、鳥居越しに本殿が見えてきます。周りが木々に囲まれて、緑豊かな神社です。観光地小田原城の中にあるとは思えない、静寂さを感じます。

 

二宮尊徳像。

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こちらは昭和30年に昭和天皇即位の御大礼記念として寄進されたもので、材質はブロンズのようです。これと同じ像が約1,000体、全国の小学校に向けて制作されたようですが、現在残っているのは、こちらの像のみ。雑学で有名ですが、像はちょうど1mとなっています。

御社殿。

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報徳二宮神社の創建は明治27年で、旧社格は県社。社殿は、明治42年に改築されたシンプルながら、存在感があります。

 

最後に御朱印

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本殿向かって右側、神池そばにある社務所御朱印をいただき、参拝は終了。御朱印代の設定は特にありませんでしたが、300円をお支払いしました。

  

これで、140社中9社の参拝が終了しました。今回もまた、報徳思想により数々の村を復興させ、経世済民をといて日本に貢献した二宮尊徳を祀る報徳二宮神社に訪問でき、人生大成功する気がしてきました。

 

次回は、「成功する人が通う神社ベストランキング」第96位、東京都世田谷区にある「松陰神社」に向かいます。

 

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箱根神社参拝②九頭龍神社本宮・箱根神社元宮

こんにちは。

今回は、箱根神社からの続きで、まず、芦ノ湖畔にある九頭龍神社本宮に向かいます。

九頭龍神社本宮は、箱根神社平和の鳥居近くの遊歩道を北に向かって歩くこと約1時間、プリンスホテルの先の、森と湖に囲まれた場所に鎮座しています。

には、 

九頭龍神社も併せて参拝するとなおGOOD!、芦ノ湖からの眺めも美しいとあります。

早速、参拝に行きたいと思います。

 

まず、芦ノ湖ほとりの遊歩道。 

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眺めは美しいですが、早朝で良かったと思います。真夏などは、しっかり準備をして歩いて行かないと、かなり苦労しそうです。また、箱根神社から九頭龍神社本宮まで徒歩で行く場合は、時間にゆとりを持つ必要があります。

 

箱根九頭龍の森への看板。 

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ようやく、ここまでたどりつきました。

 

看板に沿って曲がるとすぐに見えてくる白龍神社。 

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真っ白で、森の中でとても映えます。ここまでの徒歩の疲れも癒やされますね。

 

この先は箱根九頭龍の森となり、入場料500円がかかります。売店もあり、ちょっと休憩することもできます。 

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では、九頭龍の森に入っていきます。

まず、割れてしまっていますが、白龍神社のご神木と、社殿。

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白龍大明神を祀っている白龍神社は、願い事を叶えたいときに強力なご利益をいただけるということで、近くの売店で絵馬を販売しています。スタッフの方もご利益があるよ、とオススメしていました。

  

神社の案内図。

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縁結びに抜群の効果があり、雑誌やテレビでも紹介されている、と記載されています。箱根園からモーターボードでも参拝が出来るようです。しかもたった5分とは。

 

芦ノ湖にそびえる鳥居。

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毎回、思いますが、湖上の鳥居はとても神秘的で、なんだか畏怖を感じます。

 

湖上側からの鳥居と弁財天様。

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モーターボートで参拝する場合は、この先にある船着き場から上陸します。

やはり、水の近くということで弁財天様がいらっしゃいます。

  

本殿。 

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九頭龍神社は、奈良時代天平宝字元年(757)、万巻く上人が、住民に損害を与えていた九頭龍を祓い清めて九頭龍明神として祀ったのが始まりです。今では、縁結びの神として信仰を集め、船で参拝することができる例祭日は、たくさんの参拝客で境内一帯が埋まるようです。

 

これで、九頭龍神社本宮の参拝が終了しました。今回も成功するためのパワーを得た気がします。

さてここで、いったん、バスで箱根園から神社上まで戻り、徒歩で箱根神社まで降りて箱根神社と九頭龍神社の御朱印をいただきに行きます。

御朱印

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社殿向かって左の社務所箱根神社、九頭龍神社、恵比須社の御朱印をいただきました。御朱印代は、それぞれ300円でした。

 

 

続いて、駒ヶ岳山頂にある箱根神社元宮に向かいます。

プリンスホテルの隣、箱根園からでているロープウェイを使って、山頂まで登ること約10分弱、駒ヶ岳頂上に鎮座しています。駐車場は1日1,000円のプリンスホテル駐車場に止めます。

 

駒ヶ岳山頂ロープウェイ駅舎。

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辺り一帯は、草原ですが、遠くから見ると、何かの向上または要塞のような建物です。よくこのような物をここに作ることができたなと感心します。

 

白馬の伝説碑と岩。

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孝昭天皇時代、修験の場所となったようですが、この岩は、白馬が降りた名残を表しているようです。くぼみは蹄のあととして、どんな日照りでも水が枯れたことがないと言われています。

 

箱根元宮鳥居。

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裏側からの撮影ですが、山頂の見はらしの良い風景の中に、ひときわ、朱い鳥居の存在感を感じます。

 

箱根元宮本殿。

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箱根元宮のご祭神は、箱根大神。二千年前、聖占仙人が駒ヶ岳山頂に神仙宮を開いてから後、駒ヶ岳を天津磐境として祀ったことが起源。山岳信仰霊場として、信仰を集めました。のちに、西武鉄道創始者である堤康次郎氏の寄進で建立された神社です。

 

最後に、御朱印

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箱根元宮の御朱印は社殿の中でいただけます。300円でした。

 

これで、箱根神社、九頭龍神社、箱根元宮の参拝が終了しました。今回も大成功するための力強い霊力をいただきました。

次回は、「成功する人が通う神社ベストランキング」第93位、神奈川県小田原市にある「報徳二宮神社」に向かいます。

 

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箱根神社参拝①本殿

こんにちは。

今回は、成功する人が通う神社第29位、神奈川県箱根町にある「箱根神社」です。本殿は、箱根新道須雲川インターから山道を登ること約20分の、芦ノ湖のほとりに鎮座しています。駐車場は、宝物殿近くの無料駐車場を利用します。

箱根神社は、かつては駒ヶ岳を中心とした山岳信仰を起源としますが、奈良時代に現在の場所に鎮座。鎌倉期以降は、源頼朝後北条氏といった武士の信仰を集めますが、豊臣秀吉小田原征伐の際に消失しました。その後、徳川家康が社殿を再建し、江戸時代は東海道の要衝として栄え、現代でも多くの方が参拝に訪れる神社になっています。

には、 

・コメント:財界人の信奉者も多い関東総鎮守

・ご利益:交通安全 心願成就 開運厄除

・ご祭神:瓊瓊杵尊(ににぎのみこと) 木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと) 彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)

とあります。

早速、参拝に行きたいと思います。

 

まず、県道732号沿いにある、第二鳥居。

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芦ノ湖のそばですが、雄大な姿です。

 

第三鳥居と社号標。

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階段を上り、高い杉に囲まれた道を手水舎まで進んでいきます。

 

矢立杉

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桓武天皇より征夷大将軍として東北平定の任を受けた坂上田村麻呂が、東北遠征の際に表矢を献上し、武運を祈願したとされる杉。

 

第四鳥居と参道の石段。

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ここから90段の石段を登っていきます。

 

第五鳥居。ここをくぐると社殿が見てきます。しかし、鳥居がたくさんありますね。

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箱根神社社殿。

 

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箱根神社の創建は孝昭天皇の治世で、旧社格は国弊小社。かつては箱根権現と言われた関東の総鎮守です。ご祭神の瓊瓊杵尊は、天孫降臨三種の神器で知られた天照大神の孫ですね。箱根の山に稲穂の神が祀られているとは、何とも神秘的です。

 

そして箱根神社の右手に鎮座する九頭龍神社新宮。

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本宮は芦ノ湖の湖心近くに鎮座していますが、平成庚辰の年に建立されたようです。新しいお宮できれいな神社です。

 

そして手前にある龍神水。

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箱根の山の水とあって、とても澄んだ水です。汲んで持ち帰りたいと思います。

 

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箱根神社、九頭龍神社では、それぞれ誓願所や成就水盤で祈願することができます。まず誓願所ですが、起請文という紙に神様に対する誓いを書いたのち、願い串という木製の棒に起請文を巻き付け、誓願所に納めます。武家社会において、事を起こす際、牛玉宝印(ごおうほういん)に起請文を貼り付けて誓願した、という習わしが今日に伝わっています。初穂料2,000円を納めると、起請、願い串とともに、身につけられるラミネートされた小型の牛玉宝印(ごおうほういん)をいただくことができます。

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一方、九頭竜神社の成就水盤は、初穂料500円で、水に溶ける誓願符をいただくことができます。起請文と同様、願いを誓願符に記載し、水に溶かして流し納めします。

両方ともに、ただ願い事を書くだけではなく、それを達成するための行動を誓うという点がユニークで具体的ですね。

 

絵馬殿奧の安産杉。

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たしかに、木の根元が母胎に見えてきますね。古代の人々より安産信仰としてあがめられた理由がわかります。かの北条政子も安産祈願をしたようです。

 

そして、芦ノ湖畔にある平和の鳥居。 

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芦ノ湖からそのまま参拝できそうな参道もみえますが、水中の鳥居はどの鳥居も神妙な感覚を覚えます。こちらの鳥居は昭和39年に至り、御鎮座1200年と東京オリンピック開催を記念して建てられた鳥居です。

 

最後に御朱印、と行きたいところですが、箱根神社社務所では、他に九頭龍神社と恵比須社の御朱印をいただくことができます。また、箱根神社には、駒ヶ岳頂上にある元宮がありますので、今回は、その2社を参拝したあとで、御朱印をいただきたいと思います。

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次回は、「九頭龍神社本宮」「箱根神社元宮」に向かいます。

 

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